
CAIRNS
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基本情報
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気候
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観光
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ワーキングホリデー
基本情報
オーストラリアで最も観光が盛んといわれているクイーンズランド州ケアンズ。
海や山でのアウトドアが魅力、海の世界遺産グレート・バリア・リーフ や山の世界遺産 世界最古の熱帯雨林を訪れるのはもちろん、ケアンズの街や近郊の人気アクティビティも楽しめまず。素敵な海沿いのカフェや賑やかなマーケット、また近郊にはビーチやプール付きのリゾートホテルも、この熱帯のオアシスは自然アクティブ派にはさいてきn
地図で見るとオーストラリア大陸の右上の方向に位置しており、日本との時差はわずか1時間。
成田空港、関西空港からもジェットスターの直行便(約7時間30分)が出ており、毎年多くの日本人がケアンズを訪れます。
人口は約15万人と他都市に比べると比較的少なく、ゆっくりと落ち着いた時間が流れています。
グレートバリアリーフやキュランダという2つの世界遺産を始め、素晴らしい自然に囲まれている緑豊かな都市です。
【人口】約15万人
【時差】+1時間
【日本からの距離】約7時間30分
【季節】春 9月-11月、夏 12月-2月、秋 3月-5月、冬 6月-8月
*南半球のため、日本と全く逆の季節です。
ケアンズは熱帯性気候に属しているため、日本のようなはっきりとした四季が存在せず、雨季と乾季の2つの時期に分かれています。
必ずやっておきたいこと
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スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ、キュランダ観光鉄道とキュランダ村
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トロピカルフルーツと新鮮なシーフードを味わう
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神秘的な世界遺産を探索する
行き方
ケアンズ空港は中心街から車で10〜15分のところにあり、国内線も国際線も運航しています。
役に立つヒント
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旅行の時期は?何を持っていく?迷ったらケアンズの気候を参考にしましょう。
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より詳しい情報は、地域のインフォメーション・センター(information centre)で入手できます。
ケアンズでの人気アクティビティと見どころ
グレート・バリア・リーフを見る
ケアンズを訪れるなら、世界最大のサンゴ礁群であるグレート・バリア・リーフは必見です。3000のサンゴ礁、600の陸島、300のサンゴ礁の小島から成ります。パッション・オブ・パラダイスやクイックシルバー・クルーズなどのツアー会社が行っている日帰りクルーズを予約して、鮮やかなサンゴの水中庭園や色とりどりの魚がいる中で、シュノーケリングやダイビングを楽しみましょう。長期滞在の場合は、プロダイブ・ケアンズで3日間の船遊びとシュノーケリングクルーズを予約できます。ドリームタイム・ダイブ&シュノーケル(Dreamtime Dive & Snorkel)は、グレート・バリア・リーフでの1日クルーズと、海の国と歴史的な関わりを持つ伝統的な所有者による先住民族の文化的ストーリーテリングを組み合わせたものです。クルーズでは、フランクランド諸島からポート・ダグラスまで広がる、クイーンズランド州北部のシーカントリーを航行しながら、シーレンジャーと一緒にサンゴ礁を探索する類がない教育機会を体験できます。シーニックフライトを予約すれば 、上空からグレート・バリア・リーフの絶景を見ることができます。
島巡りをする
ケアンズから、リーフにある手付かずの島々を訪ねましょう。高速フェリーに乗れば、45分で絵画のように美しいフィッツロイ島に到着します。この島では、熱帯雨林でウォーキングトラックを歩いたり、ウェルカム・ベイやヌーディー・ビーチの沿岸でシュノーケルをしたり、シーカヤックに乗ってグレート・バリア・リーフの美しさを堪能しましょう。グリーン島に行く日帰りツアーもおすすめです。真っ白な砂浜とサファイアのような海に囲まれたサンゴ礁の島は、ケアンズの海岸からわずか30kmです。オーストラリア最大の国立公園の島、ヒンチンブルック島では、マングローブの森林や閑静なビーチ、美しい入り江などが満喫できます。他ではないような体験をしたいなら、サンゴ礁に囲まれたベラダ島やリザード島に宿泊するのがおすすめです。
グルメを楽しむ
ケアンズのカフェシーンは活気があり、たくさんのおしゃれなカフェがグラフトン・ストリートやスペンス・ストリート沿いに点在しています。裏路地のカフェ、カフィエンドのチリエッグやフレンチトースト、水出しコーヒーやココナッツラテの朝食で1日をスタートしましょう。コーヒーと美味しいビーガン料理が味わえるシング・シング・エスプレッソも人気があります。シルク・カフェでは、健康的なサラダをお腹いっぱい食べた後に、ヌテラアイスコーヒーを試してみましょう。ケアンズの爽やかな気候を存分に楽しむために、エスプラナードの屋外レストランで食事するのもおすすめです。ヤヤズ・ヘレニック・キッチンでは素朴なギリシャ料理が、ザ・ロー・プラウンではモダンなアジア風フュージョン料理が味わえます。ラスティーズ・マーケット(金曜日から日曜日まで開催)には180以上の露店があり、地元の人々に混ざって、エキゾチックな果物、乳製品、シーフードなどの新鮮な地産の食材を買うことができます。
先住民アボリジニとトレス海峡諸島民文化を学ぶ
地球上の唯一、2つの世界遺産が在る場所で、ケアンズはアボリジニとトレス海峡諸島民文化を経験できる所です。ジャプカイ文化センターと近くのレインフォレステーション・ネイチャーパークでは、この地域の伝統的な武器、道具、ブッシュタッカー、歌、踊りを紹介しています。ケアンズの北に位置するデインツリー・レインフォレストは、古代のアボリジニ文化にあふれています。アドヴェンチャー・ノース・オーストラリアでは蟹をやりで刺し共有テーブルで食べる体験ができ、ウォークアバウト・カルチュラル・アドヴェンチャーでは薬用ブッシュ植物の探し方を教えます。フレームズ・オブ・ザ・フォレスト先住民アボリジニ文化体験ではポート・ダグラス周辺の熱帯雨林の中でクク・ヤランジのホストが音楽、セレモニー、ストーリーテリングを共有する宴会ディナーが提供されます。
熱帯雨林をトレッキング...
世界遺産に登録されているデインツリー・レインフォレスト(Daintree Rainforest)は、ケアンズから北に車で約2時間で、街から日帰りで行くか、原生地域の中にあるロッジに宿泊して、2日間かけてじっくり巡るのもよいでしょう。この熱帯雨林は、木の上で過ごす珍しいカンガルーや、絶滅危惧種のヒクイドリをはじめ、世界で最も多様な野生動植物が生息する場所です。まずはデインツリー・ディスカバー・センターへ行きましょう。熱帯雨林の中を通る長さ125mの空中ウォークウェイを歩くか、セルフガイドのウォーキングコースを歩きましょう。穏やかなデインツリー川のクルーズに参加して、自然の中でイリエワニなどの野生動物を見るのもおすすめです。歩き進むと、熱帯雨林とサンゴ礁が出合うケープ・トリビュレーション(Cape Tribulation)に到着します。熱帯平地林やどこまでも続く白い砂浜の上を歩いていたら、時が経つのも忘れてしまうはずです。
...そして、木の上で楽しむ
熱帯雨林の中にある村キュランダは、アートが盛んなコミュニティとして知られています。マーケットが毎日開催され、ジュエリー、革小物、アボリジニアートなどいろいろなアイテムが並び、村の通りには、書店、ギャラリー、ブティックなどが軒を連ねています。キュランダへの往復の道中も、旅の見どころです。スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイは、熱帯雨林の樹々の上を進みながら森の奥地に到着します。この90分間の道中、レッド・ピークとバロン・フォールズという2つの駅で停車します。ここでは、緑豊かなヤシの木や巨大なシダが生育する林の中をウォーキングできます。ケアンズに戻るには、レトロなキュランダ観光鉄道を利用できます。2時間の列車の旅は、うっそうと茂る熱帯雨林を抜け、切り立った山の中にある曲がりくねったルートを進み、水流の激しい滝、美しいバロン渓谷を通過して行きます。人気のモデルコース